2024年
礒崎初仁
『地方分権と条例―開発規制からコロナ対策まで』第一法規、2023年
永田尚三
『日本の消防行政の研究』一藝社、2023年
坂井亮太
「公共政策学に接近する政治理論―熟議民主主義とミニ・パブリックスの実践から学ぶ」『公共政策研究』第23号、12-24.
早川有紀
「アメリカにおける食品安全政策とリスク管理―危機時と平時の観点から」日本比較政治学会編『危機と国家』(日本比較政治学会年報第25号)
宮森征司
『自治体事業と公私協働―組織法的観点に基づく公法学的研究』日本評論社、2023年
金子智樹
『現代日本の新聞と政治―地方紙・全国紙と有権者・政治家』東京大学出版会、2023年
山之内真歩
「地方政府がもたらす福祉政策実施の多様性―現場職員の裁量と資源に注目して」
2023年
該当なし
▼著作賞該当なし
▼論説賞田中良弘
「地方税賦課決定処分における理由の提示と税条例のあり方」公益財団法人地方自治総合研究所『自治総研』48巻8号、1-19頁
三谷宗一郎
『戦後日本の医療保険制度改革-改革論議の記録・継承・消失』有斐閣、2022年
寺田健人
「持ち家社会と住宅行政」
2022年
該当なし
▼著作賞田中祥貴
『参議院と憲法保障 ―二院制改革をめぐる日英比較制度論』法律文化社、2021年
西岡晋
『日本型福祉国家再編の言説政治と官僚制 家族政策の「少子化対策」化』ナカニシヤ出版、2021年
該当なし
▼奨励賞玉井良尚
『制水権:軍による水の資源化』国際書院、2021年
小林正典
「A Study on Transnational Private Regulations for Sustainable Urban Development(持続可能な都市の発展に向けた国境を越える民間規制に関する研究)」 東京大学博士論文
堀池航洋
「明治期戸籍制度における出生届制度の成立・展開過程」
2021年
伊藤修一郎
『政策実施の組織とガバナンス―広告景観規制をめぐる政策リサーチ』東京大学出版会
宗前清貞
『日本医療の近代史―制度形成の歴史分析』ミネルヴァ書房
渡邉有希乃
「公共工事調達における競争制限の『合理性』─なぜ日本の行政組織は応札数抑制を試みるのか─」『公共政策研究』第20号162頁-177頁
鈴木崇弘
「『行政私法』論と比例原則・平等原則の適用対象―公害防止協定等を素材として」『自治研究』96巻11号126頁-143頁
福島康仁
『宇宙と安全保障:軍事利用の潮流とガバナンスの模索』千倉書房
林昌宏
『地方分権化と不確実性―多重行政化した港湾整備事業』吉田書店
2020年
- ▼作品賞
坂本孝治郎
『「マツリゴト」の儀礼学 象徴天皇制と首相儀礼をめぐって』北樹出版、2019年
▼ 著作賞
西津政信
『ドイツの建築規制執行』信山社、2019年
辻󠄀 陽
『日本の地方議会 都市のジレンマ、消滅危機の町村』中公新書、2019年
▼ 論説賞
小西敦
「大規模災害時のトリアージ概念の再検討(1)(2・完)」 - 『自治研究』95 巻 7 号, 83 -98・95巻 8 号, 33-49.第一法規、2019年
▼ 奨励賞
河合晃一
『政治権力と行政組織 中央省庁の日本型制度設計』勁草書房 、2019年
若林悠
『日本気象行政史の研究 天気予報における官僚制と社会』東京大学出版会、2019年
2019年
- ▼ 作品賞
- 該当なし
- ▼ 著作賞
- 濱本真輔
- 『現代日本の政党政治:選挙制度改革は何をもたらしたのか』有斐閣
- ▼ 論説賞
- Mogaki Masahiro
- Transformation of the Japanese State in Antimonopoly Regulation after the 1980s, Japanese Journal of Political Science, 19: 1-22.
- ▼ 奨励賞
- 岡本正
- 『災害復興法学の体系:リーガル・ニーズと復興政策の軌跡』勁草書房
- 原田徹
- 『EUにおける政策過程と行政官僚制』晃洋書房
- 柳 至
- 『不利益分配の政治学:地方自治体における政策廃止』有斐閣
- 早川有紀
- 『環境リスク規制の比較政治学:日本とEUにおける化学物質政策』ミネルヴァ書房
2018年
- ▼ 作品賞
- 岡本哲和
- 『日本のネット選挙:黎明期から18歳選挙権時代まで』法律文化社、2017年
- ▼ 著作賞
- 野村康
- 『社会科学の考え方:認識論,リサーチ・デザイン,手法』名古屋大学出版会、2017年
- ▼ 論説賞
- 善教将大・秦正樹
- 「なぜ「わからない」が選択されるのか:サーベイ実験による情報提示がDKに与える影響の分析」『年報政治学』2017-II, 159-180.木鐸社、2017年
- ▼ 奨励賞
- 横田明美
- 『義務付け訴訟の機能』弘文堂、2017年
- 松尾隆佑
- 「ステークホルダー・デモクラシーのモデル構築:ポスト政治期における多元的統治の民主的制御に関する規範理論研究」法政大学博士論文、2017年
- 笹部真理子
- 『「自民党型政治」の形成・確立・展開:分権的組織と県連の多様性』木鐸社、2017年
- 石垣千秋
- 『医療制度改革の比較政治-1990~2000年代の日・米・英における診療ガイドライン政策』春風社、2017年
- 小林大祐
- 『ドイツ都市交通行政の構造-運輸連合の形成・展開・組織機制-』晃洋書房、2017年
2017年
- ▼ 作品賞
- 該当なし
- ▼ 著作賞
- 小泉 祐一郎
- 『国と自治体の分担・相互関係―分権改革の検証と今後の方策』敬文堂、2016年
- 角谷 快彦
- 『介護市場の経済学―ヒューマン・サービス市場とは何か』名古屋大学出版会、2016年
- 曽我 謙悟
- 『現代日本の官僚制』東京大学出版会、2016年
- ▼ 論説賞
- 該当なし
- ▼ 奨励賞
- 村上 裕一
- 『技術基準と官僚制―変容する規制空間の中で』岩波書店、2016年
2016年
- ▼ 作品賞
- 原 彬久
- 『戦後政治の証言者たち―オーラル・ヒストリーを往く』岩波書店、2015年
- ▼ 著作賞
- 奥井 克美
- 『経済体制の公共選択分析』日本評論社、2015年
- 田中 孝男
- 『自治体法務の多元的統制―ガバナンスの構造転換を目指して』第一法規、2015年
- ▼ 論説賞
- 該当なし
- ▼ 奨励賞
- 辻 陽
- 『戦後日本地方政治史論―二元代表制の立体的分析』木鐸社、2015年
- 稲垣 浩
- 『戦後地方自治と組織編成―「不確実」な制度と地方の「自己制約」』吉田書店、2015年
2015年
- ▼ 作品賞
- 該当なし
- ▼ 著作賞
- 小西 敦
- 『地方自治法改正史』信山社、2014年。
- 田中 謙
- 『タバコ規制をめぐる法と政策』日本評論社、2014年。
- 玉井 雅隆
- 『CSCE少数民族高等弁務官と平和創造』国際書院、2014年。
- 長峯 純一
- 『費用対効果』ミネルヴァ書房、2014年。
- ▼ 論説賞
- 福井 秀樹
- Hideki Fukui, “Effect of slot trading on route-level competition: Evidence from experience in the UK,” Transport Research part A: Policy and Practice, Vol. 69, pp. 124-141.
- 一瀬 敏弘
- 「地方採用警察官の昇進構造―人事データと警察官僚の聞き取り調査による実証分析」、『公共政策研究』第14号、2014年、pp. 109 -124 。
- ▼ 奨励賞
- 該当なし
2014年
- ▼ 作品賞
- 該当なし
- ▼ 著作賞
- 飯尾 潤
- 『現代日本の政策体系:政策の模倣から創造へ』筑摩書房
- 山崎 栄一
- 『自然災害と被災者支援』日本評論社
- ▼ 論説賞
- 山根 史博
- Yamane, Ohgaki and Asano“The Immediate Impact of the Fukushima Daiichi Accident on Local Property Values,” Risk Analysis, Vol. 33, No. 11, 2013
- 大西 裕
- 「韓国における市場志向的政党組織改革のゆくえ」(建林正彦編著『政党組織の政治学』(東洋経済新報社)所収
- ▼ 奨励賞
- 金井 恵里可
- 「人の強制立退き手法の法的課題―ホームレスの強制立退きを題材として(上)(下)」『地方自治』784号55-65頁、785号90-100頁
- 善教 将大
- 『日本における政治への信頼と不信』木鐸社
- 清水 唯一朗
- 『近代日本の官僚』中央公論新社
2013年
- ▼ 作品賞
- 該当なし
- ▼ 著作賞
- 市川 喜崇
- 『日本の中央-地方関係:現代型集権体制の起源と福祉国家』法律文化社
- 永松 俊雄
- 『環境被害のガバナンス:水俣から福島へ』成文堂
- ▼ 論説賞
- 関 智弘
- 「保護率の行政学:誰が政策を変容させるのか」『公共政策研究』第12号
- 松浦 淳介「分裂議会に対する立法推進者の予測的反応―参議院の黙示的影響力
- に関する分析―」
- 『法學政治學論究』92号
- 和田 淳一郎
- 「A divisor apportionment method based on the Kolm-Atkinson social
- Welfare function and generalized entropy」『Mathematical Social Sciences』63巻3号
- ▼ 奨励賞
- 木寺 元
- 『地方分権改革の政治学:制度・アイディア・官僚制』有斐閣
- 辻 由希
- 『家族主義福祉レジームの再編とジェンダー政治』ミネルヴァ書房
- 深谷 健
- 『規制緩和と市場構造の変化:航空・石油・通信セクターにおける均衡経路の比較』日本評論社
2012年
- ▼ 作品賞
- 該当なし
- ▼ 著作賞
- 北山 俊哉
- 『福祉国家の制度発展と地方政府:国民健康保険の政治学 』有斐閣
- ▼ 論説賞
- 礒崎 初仁
- 「都道府県・市町村関係と自治紛争処理:我孫子市農用地利用計画不同
- 意事件を題材として(1)(2・完)」『自治研究』
- 谷口 将紀
- “The Electoral Consequences of Candidate Appearances on
- Soft News Programs,” Political Communication
- 塚原 康博
- 「医療サービス活動における産業・雇用連関分析の展開」『季刊社会保障研究』
- ▼ 奨励賞
- 京 俊介
- 『著作権法改正の政治学:戦略的相互作用と政策帰結』木鐸社
- 砂原 庸介
- 『地方政府の民主主義:財政資源の制約と地方政府の政策選択』有斐閣
2011年
- ▼ 作品賞
- 藤原 淳一郎
- 『エネルギー法研究―政府規制の法と政策を中心として』日本評論社
- ▼ 著作賞
- 諸富 徹
- 『地域再生の新戦略』中央公論新社
- 内海 麻利
- 『まちづくり条例の実態と理論―都市計画法制の補完から自治の手だて
- へ』第一法規株式会社
- 伊藤 恭彦
- 『貧困の放置は罪なのか――グローバルな正義とコスモポリタニズム』人文
- 書院
- ▼ 論説賞
- 柳瀬 昇
- “The Meaning of the Peremptory Challenge in the Saiban-in (Lay
- Judges) Selection System in Japan,” in Yoshiaki Kobayashi and Seung
- Jong Lee (eds.), Government and Participation in Japanese and Korean
- Civil Society, Bokutakusha
- ▼ 奨励賞
- 佐野 亘
- 『公共政策規範(BASIC公共政策学)』ミネルヴァ書房
- 坂本治也
- 『ソーシャル・キャピタルと活動する市民―新時代日本の市民政治』有斐閣
2010年
- ▼ 作品賞
- 足立幸男
- 『公共政策学とは何か』(ミネルヴァ書房)
- 山本武彦
- 『安全保障政策』(日本経済評論社)
- ▼ 著作賞
- 村山 皓
- 『政策システムの公共性と政策文化』(有斐閣)
- 真渕 勝
- 『行政学』(有斐閣)
- 武蔵勝宏
- 『冷戦後日本のシビリアン・コントロールの研究』(成文堂)
- ▼ 論説賞
- 岩崎 忠
- 『指定管理者制度と政策評価』
- 増田知也
- 『市町村の人口と面積が歳出額に与える影響』
- ▼ 奨励賞
- 該当なし
2009年
- ▼ 作品賞
- 大石 眞
- 『憲法秩序への展望』(有斐閣)
- ▼ 論説賞
- 宇佐美 誠
- ”Law as Public Policy: Combining Justice with Interest,” in Politics of Law and Legal Policy: Between Modern and Post-Modern Jurisprudence, Warsaw: Wolters Kluwer Polska.
- ▼ 論説賞
- 西津 政信
- 「行政の緊急措置と比例的リスク管理」『法社会学』69 号.
- ▼ 著作賞
- 永松 伸吾
- 『減災政策論入門:巨大災害リスクのガバナンスと市場経済』(弘文堂)
- ▼ 著作賞
- 武藤 博己
- 『道路行政』(東京大学出版会)
- ▼ 奨励賞
- 熊倉 修一
- 『日本銀行のプルーデンス政策と金融機関経営:金融機関のリスク管理と日銀考査』(白桃書房)
- ▼ 奨励賞
- 德久 恭子
- 『日本型教育システムの誕生』(木鐸社)
2008年
- ▼ 作品賞
- 猪口 孝
- 『国際関係論の系譜』(東京大学出版会、2007年12月)
- ▼ 論説賞
- 該当作なし
- ▼ 著作賞
- 金井利之
- 『自治制度』(東京大学出 版会、2007年5月)
- ▼ 著作賞
- 曽我謙悟
- 『日本の地方政治―二元代表制政府の政策選択 』(待鳥聡史氏との共著、名古屋大学出版会、2007年12月)
- ▼ 奨励賞
- 秋吉貴雄
- 『公共政策の変容と政策科学』(有斐閣、2007年1月)
- ▼ 奨励賞
- 野田 遊
- 『都道府県改革論―政府規模の実証研究』(晃洋書房、2007年7月)
2007年
- ▼ 作品賞
- 該当作品無し
- ▼ 論説賞
- 青木 一益
- 「規制政策のリーガリズムをめぐる日米比較論・再訪:環境法の執行作用と企業遵守に関する実証分析を手がかりに」『法社会学』65号(2006年)所収
- ▼ 著作賞
- 今村 都南雄
- 『官庁セクショナリズム』(東京大学出版会、2006年5月)
- ▼ 著作賞
- 片山泰輔
- 『アメリカの芸術文化政策』(日本経済評論社、2006年9月)
- ▼ 奨励賞
- 該当作品無し
2006年
- ▼ 作品賞
- 該当作品無し
- ▼ 論説賞
- 那須 耕介
- 「政治的思考という祖型 政策思考はどこから出てくるのか」、足立幸男編著『政策学的思考とはなにか』(勁草書房、2005年)所収
- ▼ 奨励賞
- 永松 俊雄
- 「水俣病原因企業をめぐる公的支援の政策学」(熊本大学提出博士論文)
- ▼ 奨励賞
- 堀 真奈美
- 「介護保険導入と老人医療費の関係性」、『2005年度日本公共政策学会研究大会報告論文集』
2005年
- ▼ 作品賞
- 山口 定
- 『市民社会論 歴史的遺産と新展開?』(有斐閣、2004年)
- ▼ 論説賞
- 上山 信一
- 「行政評価の本質と「科学革命」」、『公共政策研究』第2号、2002年
- ▼ 奨励賞
- 福井 秀樹
- 「官公庁による情報システム調達入札」、『会計検査研究』第29号、2004年
2004年
- ▼ 作品賞
- 阿部 泰隆
- 『政策法学講座』(第一法規、2003年)
- ▼ 論説賞
- 伊藤 修一郎
- 「自治体政策過程における相互参考経路を探る」(『公共政策研究』第3号、2003年)
- ▼ 奨励賞
- 藤田 由紀子
- 「日本の技官制度3」(『季刊行政管理研究』101号、2003年)