『公共政策研究』第11号(2011年12月)
目次
巻頭言:
- 公共政策研究の試金石としての東日本大震災=宇佐美 誠
小特集 大震災と政策研究:
- 2011年度年報委員会を代表して=武藤博己
- 東日本大震災と公共・政府政策=松下圭一
- 東日本大震災と自治体政策──原発災害への対応を中心に =今井 照
- 東日本大震災が公共政策学に問いかけること──従来型政策パラダイムからの脱却に向けて=佐野 亘
- 市場メカニズムとポスト3.11の減災政策=永松伸吾
論文:
- 国と自治体の建築・まちづくり行政における役割分担に関する考察──建築基準法の指定道路図及び指定道路調書制度を題材として=小西真樹
- 評価と予算の連動メカニズムの実証分析──予算編成過程における行政評価情報の利用度の規定要因=佐藤 徹
- 生活満足度を活用した政策検討の可能性──意識調査データに基づく生活満足度構造の分析を通じて=和川 央
研究ノート:
- 政府地震調査研究推進本部による「新たな地震調査研究の推進について──地震に関する観測、測量、 調査及び研究の推進についての総合的かつ基本的な施策」の分析──プログラム化の観点から=大谷 竜
- 自動車グリーン税制を中心とした自動車環境対策の政策決定過程と政策変容──多様なステークホルダー間の調整過程=長谷知治
- ネオコン第一世代の思想と政策=早瀬善彦
書評:
- 秋吉貴雄・伊藤修一郎・北山俊哉『公共政策学の基礎』=松田憲忠
- 塚原康博『医師と患者の情報コミュニケーション──患者満足度の実証分析』=結城康博
- 諸富 徹『地域再生の新戦略』=根岸裕孝
【学界展望】(2010年1月~12月)=楢原真二
【2011年度学会賞の報告】2011年度学会賞選考委員会