『公共政策研究』第6号(2006年12月)
目 次
巻頭言:
- 政策決定と政策分析の間 植田和男
学会記事:
- 特集「政策の総合調整」をめぐって 御厨 貴
特集論文:
- 内閣法制局の国政秩序形成機能 大石 眞
- 政治家と行政化のはざまの司法権――再興裁判所1950~1960―― 牧原出
- 経済財政諮問会議による内閣制の変容 飯尾 潤
- 「特定総合調整機構」としての綜合科学技術会議
―「予算による調整」と「計画による調整」をめぐって― 伊藤正次
- 省庁間の調整システム
―橋本行革における提案と中央省庁再編後の実態について― 藤井直樹
- 戦後日本の公務員制度における職階制―制度に埋め込まれた(反)調整原理― 金井利之
- 政策調整の法律学―コンパクトシティー構想を題材として― 大橋洋一
- 自治体における政策調整の構造的課題、―動物愛護管理行政を素材にして― 打越綾子
- BSE問題におけるリスク認識と事前対応
―制度組織型リスクの増幅と減衰という観点から― 手塚洋輔
論文:
- 競争入札の有効性
―情報システム調達入札における事業者の戦略的行動の定量的分析― 福井秀樹
研究ノート:
- 導入教育としての政策デザイン論 高橋克紀
- 産学連携の政策過程―技術科学大学の設立を事例として― 二宮 祐
- 情報流通構造の「政策ネットワーク分析」―エコマーク基準策定を例として― 平原隆史
- 公共事業における草の根運動の成功の要因―地下鉄8号線建設を事例として― 山田千絵
書評:
- 新しい政策対応と政策の慣性―世界銀行のダム政策と世界ダム委員会の報告から― 瀬藤聡彦
- 北川正恭・縣公一郎著、総合研究開発機構編
『政策研究のメソドロジー――戦略と実践――』 真山達志
- 細江守紀・三浦功編著『現代公共政策の経済分析』 長峯純一
- 田口一博著『一番やさしい政策法務の本』 大久保規子
学会記事 :
- 学界展望(2005年1月~12月) 伊藤恭彦
- 学会賞 /執筆者紹介 /投稿規定・執筆要項 / 会則 /英文サマリー /バックナンバー案内 / 編集後記 /年報委員会メンバー紹介